かれこれ気づいたら3○のおっさんの日常をぜひご覧ください。

最近のモールは遊園地みたいだ

ショッピングモール

かつて日本人の日常に突然登場した、ショッピングモールという巨大な商業施設。

それまでは地元のスーパーや商店街等で買い物を済ませるのが一般的な日本人の生活でしたが、そんな長閑な文化を一瞬で変えてしまう物でした。

巨大で立派な建物、綺麗な内装、そして色とりどりの豊富な商品。

華やかな商業施設に、人々はこぞって集まり買い物をするようになりました。

今や拡大に拡大を続けており、高層化や高級化も著しくなっています。

私がこの前、家族で出かけた新しいショッピングモールも、この時代の風潮を受けて誕生した怪物のような巨大店舗です。

駐車スペースが広いので、停める場所を探す苦労はいりません。

公共交通機関も店舗の前にわざわざバス停を作りましたから、車があっても無くても楽に移動できるでしょう。

そして、一度店内に入るとオシャレなお店が立ち並ぶ、凝った内装の施された華やかな空間が広がっています。

通路が広いので人が沢山集まっても狭さを感じません。

吹き抜けの天井は高く、実際の広さ以上に空間の広がりを感じさせてくれます。

商品の豊富さは、品揃えが良いというレベルではありません。

ありとあらゆる分野の専門店が立ち並び、もはや店揃えが良いと言った方がよい状態です。

そして、それぞれの店がまた品揃えが良い。

1階で日用品1つを購入するだけでも、2階以上で妻がオシャレな服を買うにも、お店を行き来して多数の商品の中からどれを選ぶか迷いながらという感じになります。

若者向けからお金持ちのミドル層、お爺さんやお婆さんまでありとあらゆる需要を高レベルで満たす空間が広がっている。

最近のモールは凄いものだ。

そう思いながら妻と子供とフードコートで食事をしていた所で、ふと感づいたのです。

この華やかさと面白さ、何かに通じる所がある。

そう、まるで遊園地みたいだと。

ショッピングモールというものは、それまでの日本人が生活の為に行っていた「買い物」という作業を、「ショッピング」という娯楽に変えたのです。

この話を何気なく私の父にした所、「かつてはデパートという物が、近い感じだったなあ」としみじみと話してくれました。

休日にデパートに出かけて、家族全員が1日中楽しめた。

子供は屋上の遊具で遊び、お腹が空けば食堂でご飯を皆で食べて、楽しい気分で家路につく。

子供が「また行こうね」とねだって、親は「またいつかね」約束する。

まるで、遊園地ではありませんか。

しかし、言われてみるとその通りです。

私達家族もショッピングという娯楽を楽しみ、フードコートで食事を食べて、半日かけてお店を見て回って帰ってきました。

子供が大きくなったら、ゲームセンターで遊ぶメニューが加わるでしょう。

父がデパートで体験した世界は、今や日常化したのです。

時代は繰り返す。

人は賑やかで明るい所が好きなのでしょう。

私の息子が大人になり妻や子供ができた時、人々はどこに集いどこで遊んでいるのでしょうか。

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